不思議なパキラの思い出
来月に引っ越しを控えて今から少しずつ荷物の整理をしているのですが、思いもよらないところから思いもよらないものが出てきたりして、大変ながらもなかなか面白いです。
ただ、昔もらった手紙や日記、切り抜き、アルバムなんかはつい真剣に見入っててしまって作業が中断するので少々困ったものです。
昨日は独身の頃の写真を見返していたのですが、部屋で撮った写真に写っている観葉植物を見て、主人とつきあい始めた頃のことが思い出されました。
当時の私は占いにハマっていて、ある占い師に恋愛運を占ってもらったところ部屋に緑を置くと良いとのことだったので、勤め先の近くの花屋さんでなんとなくパキラを購入したんです。
それまで植物を育てたことなんてなかったのですが、その頃は単なる同僚で密かに片想いしていた主人のニックネームをつけて可愛がっていました(笑)。
すると、なんと数ヶ月後に付き合うことになりびっくり!
友人達にこの話をすると、幸運の木とか縁結びパキラなどと呼ばれてありがたがられていました。
その後数年して主人との結婚が決まると役目を終えたということなのか、不思議なことにパキラは枯れてしまいました…。
後にも先にもこんな経験をしたのはこの一度きりです。
以来特に植物を育てることはなかったのですが、写真を見ていたらなんだかまたパキラを育てたくなってしまいました。
引っ越しが無事終わったら、新居の周辺を散策がてら花屋さんに行ってみようかな。
今度は恋をかなえるのではなく、主人との間に生まれた子供が元気に育つよう見守ってほしいです。